しもまちユニオンの拠点は、 高山市下二之町に佇む、小さな複合施設「おんど|ONDO」です。
この建物は、もともと「上村家住宅」として長く暮らしに使われてきた町家でした。 年月を経て空き家となっていたこの場所に、再び人が集い、語らい、交わる空気を取り戻せたら──。
そんな思いから、地域に縁のある若い世代が力を合わせ、少しずつ手を入れ、2024年、人と町があたたかく交わる場所として再生しました。
現在は、地域の人や旅人がゆるやかに行き交う複合施設として、カフェ・レストラン・展示会場・ガイド窓口など、多様な機能を持つ空間となっています。
おんどの名前の由来は日本独特の音楽用語「音頭」から来ています。
音頭を取るように歌い出し、そして後に人々が集まっていくような店舗を作っていきたいという想いがあります。代表下川が幼少期より音楽に触れ、今もなお音楽のプレイヤーであることから、音楽に纏わる言葉を選びました。